お仏壇は丁寧に取り扱うことにより十分に長持ちします。直射日光や乾燥、湿気など気温の変化に弱く、水や指紋などの後始末を放置していると痛みやすくなります。また、お仏壇の取り扱いは、直射日光が当たらない、風通しの良いところに置く、不潔な手で触ったりしないよう心がけるようにしてください。
お仏壇が綺麗に保たれることで、ご先祖様もきっとお喜びになるでしょう。

お仏壇の手入れ・掃除方法

お仏壇や位牌は 木材で出来ていますので、基本は濡らさないようにしましょう。濡らした布などで拭いてしまうと、最悪の場合ひび割れなどを起こす恐れがあります。そのため、乾いた布巾などで軽く拭くようにしましょう。可能であれば、お仏壇専用の毛バタキや拭き取り布などがあるので、それを使うと安心です。注意したいのが、金箔や金粉が施されている部分（特に金仏壇）は、絶対に手で触れないようにしてください。

お手入れポイント－日常－

掃除を毎日するのは大変ではありますが、軽くホコリを払うだけでもだいぶ違います。手を合わせた際に毛ハタキで軽くホコリを払う程度で構いません。毎日の掃除が長続きしないという方は、負担にならないように簡単にできる範囲で長く続けるようにしましょう。

お手入れポイント－行事－

お正月やお盆・お彼岸・先祖や故人の命日など季節的な行事は本格的にお手入れすることをおすすめします。季節的な行事は、親戚の方が来たりお参りをすることが多くなるからです。綺麗な状態でお参りできるように、しっかりとお手入れをしておきましょう。

お仏壇お手入れで気をつけたいこと

天気の良い日に行う

お仏壇は湿気に弱いため、雨の日や湿度の高い日に窓を開けてお手入れは気をつけましょう。望ましいのは、晴れていて湿度の低い日に行うことです。

安全性を確認してお手入れを行う

お仏壇が大きかったり高い位置にある場合は、上部まで手が届かないこともあると思います。そうなると、椅子などを使って掃除をすると思いますが、その際に足場の安全性を確認しましょう。怪我や仏壇を破損しないように十分に気をつけましょう。